イヤイヤ期×外出先のかんしゃく×親のメンタル
《目次》
- みんなが振り返る、うちの息子のかんしゃく
- 保育園ではさほど気にならないけど、外にでるとやはり気になる
- 考え方を変えよう 目に見える範囲の子供が全てではない
- コントロールできないことに、期待したり、間違っているとストレスを抱え込むのはやめよう
- 少しの経験でも、できたら自分で自分たちをほめよう
みんなが振り返る、うちの息子のかんしゃく
こんにちは。
現在、うちの息子は2歳。
絶賛イヤイヤ期。
そして、かんしゃく持ち。
ストレスに感じること、うまくいかないこと、気に入らないことがあると、大声でわめきちらし、あやそうと抱きかかえても、海老ぞりして暴れる。
その時の力はすさまじく、釣りたてのカツオみたいに、バタバタと腕の中で暴れます。
しかも声が、野太い。そしてよく響く。
とても2歳児の声とは思えない。
かんしゃくのときはもう、おっさんの声。
「ごるぅぅがぁらいやああああああぁぁぁ!!!」みたいに、叫ぶ。
かんしゃくしないときは、ハスキーではあるものの、かわいらしい声をしているのですが。
このギャップには、まったく萌えない。かんしゃくの時の声は、引くほど、野太い。野武士みたい(会ったことないですが)。
うちの子が、レストランやスーパーでかんしゃくを出すと、周囲の人たちは一斉にこちらを振り向く。
皆、何か大事でもあったか?といった表情をしている。
いや、ただ、お腹すいたのを、我慢できないだけなんです。
アンパンマンのお菓子、買ってもらえなかっただけなんです。
フライドポテトの大きさが、気にくわなかっただけなんです。。。
ただ、それだけなんです。
うちの子の、感情表現なんです。
暴力でもふるったのかと白い目で見る方もいます(これは、こっちの思い込みかも)。
一切手は挙げてません。
一度火がついたら、何をいっても、抱っこであやしても全くおさまらない。
抱きかかえてその場を離れて、ただ、子供の気持ちを受け入れながら、語りかけて、落ち着くまで時間がたつのを待つのみです。
野太い声が、辺り一帯に、こだまします。
保育園ではさほど気にならないけど、外にでるとやはり気になる
保育園は、様々な理由で色んなタイプの子供が預けられています。
おとなしい子、騒がしい子、すぐに手がでてしまう子、障害のある子。
当初うちの子は、人見知り場所見知りが激しく泣いてばかりでした。
しかし、徐々に場の雰囲気にも慣れ、いまでは騒がしい子。
この間お迎えに行くと、「パプリカ」で踊り狂っていました。
曲が終わると、先生の腕をつかみ、言葉にならない言葉を発し、もう一回CD流せと抗議していました。
保育園でもかんしゃくはでるのですが、さほど気にならないんですね。
それは他にも似たような子供がいるからなんです。
うちだけではないんだという共感。どこかで安心をしています。
ただ、外にでると、うちの子と同じようにかんしゃくを出している子供を、あまり見ることがありません。
周囲の目を気にしすぎて、自分たちだけが浮いているように思い込み過ぎているのかもしれません。
でも、やはり、外出したとき、スーパーや公園、レストラン、うちの子レベルでかんしゃくだしている子供が、いないように思えるのです。
声が個性的なのもでかいと思うのですが。なんせ、野武士みたいな声で暴れるので。
考え方を変えよう 目に見える範囲の子供が全てではない
周りの目は気にしないと心に決めても、実際は気になってしまいますよね。
子供がかんしゃくをしたときに向けられる周囲の目が。
わかります。いやというほど経験しています。
心無い言葉をかけられることもあります。
すれ違い様に、露骨に暴言を吐かれることもありました。
かくいう自分もかつて、結婚して子供ができるまでは、子供嫌いでした。
スーパーで「買ってー!」とダダをこねる子供を、うるさいなーと言う気持ちで見ていました。
そして、自分の子供は、スーパーでダダをこねるタイプでした。
なんの因果でしょうか。
思うようにはいかないですね。
目に見える範囲で、自分の子供が他の子供と逸脱していることを、悪いことだと感じてしまう。
でも、よく考えてみてください。
世の中の全ての子供が、いま目の前にいますか?
違います。
すごく規模の小さい、本当に小さい規模の中にいる、子供しかいません。
目の前にいる子供たちで、子供は全部じゃない。
子供はこうあるのが普通だと、小さな集合体だけをみて、決めるのはやめましょう。参考程度にとどめましょう。
コントロールできないことに、期待したり、間違っているとストレスを抱え込むのはやめよう
対処法が書かれた本によく書かれているのは、否定せずに気持ちを受け入れてあげるということ。
やっています。大事だと思います。
でも、それでコントロールできるのではありません。
子供:ごぉらあああ!
私:これ、やりたいんだね。わかる・・・
子供:いやぁあああ!
私:そうだね、わか・・・
子供:ぎゃあああ!
私:・・・・・ねー。。。
子供がわかってくれる、理解してくれると、期待してはいけないです。まだ理解はできないです。
気持ちを受け入れるときに子供に語りかける言葉は、BGMみたいなもの。
子供をコントロールしようとするのではなく、子供が自分で気持ちを落ち着かせるために、語り掛けながら、ただただ子供が気持ちを落ち着かせるのを待つのです。いつかその時は来ます。必ず来ます。
また、周囲の人がどのように思うのかということも、コントロールできないことです。
みんな子供に理解がある方ではないですし、子供嫌いな人もいるでしょうし、それはその人たちが決して悪いわけではないです。生き方は人それぞれです。理解してもらえると期待するのは、こちらの一方的な希望の押しつけです。
そして、他人をコントロールできないのと同じで、自分も他人からコントロールされない存在なのです。
周囲の目は気になります。いいです。気にして。
気になってはダメだと思うと、自分が間違っていると感じて、自分で自分のメンタルを追い込んでしまいます。
気になっているなと思ったら、誰の幸せのために生きているのか?を自分に自分で問いかけてみます。うるさいと思うのはごもっとも。しかし、自分の子をうるせーだのなんだの思う人のために、一分一秒でも自分の貴重な時間を与えないと思うのです。無視です。
その時無視できなくても、事後で無視できればいいです。
自分たちのことを、ネガティブに考える人たちと、距離をとればいいのです。
物理的に距離がとれればよいですが、それは難しいことも多いでしょうから、精神的なところで距離をとりましょう。
無視です。
もちろん、ものを壊すとか、他の人に危害を加えるようなことをしたら、親の責任として、しっかりと謝罪し対応する必要はあります。
また、どうしても自分の子供のかんしゃくが気になるなら、病院にいって相談してみるのも一つの方法です。それで悩みが少しでも緩和されるなら、誰に遠慮することもありません。自分たちの人生です。他人の人生を生きているわけではありません。
少しの経験でも、できたら自分で自分たちをほめよう
勇気をもって公園にいった。子供のイヤイヤ、かんしゃくがでてうまく遊べなかった。
でも、1回行けた。勇気出して公園行けたんです。
我々にとっては、すごいことです。
また心が復活してきたら、チャレンジできます。必ずできます。
そして、休日は家族みんなで公園など、一緒に出掛けてみましょう。
夫婦二人で子育てやりましょう。力を合わせればきっとできます。
短時間でもいいんです。経験を重ねていけば、きっと現状を打破できます。
おわり。
読んでいただきありがとうございました。