アンパンマンはなぜ何も食べないの?アンパンマンに学ぶ、対人関係における考え方
毎週テレビ放送されるアンパンマンを見ていて気付いたことがあります。
それは、アンパンマンが飲食するシーンを、一度も見たことがないということです。
なぜアンパンマンは何も食べないのか。わたしが見過ごしているだけなのか。
気になりませんか?
今回はアンパンマンの謎に迫ります。
そして、アンパンマンのみんなに優しく、誰でも分け隔てなく助ける姿勢から、対人関係の考え方について検討してみました。
【目次】
- アンパンマンは本当に何も食べない?
- アンパンマンが頭を新しく交換したとき、古い頭はどうなってしまうの?
- アンパンマンから学ぶ、対人関係における考え方
- さいごに。アンパンマン公式サイトにはおもしろQ&Aがたくさん!
アンパンマンは本当に何も食べない?
アンパンマンは、何も食べません。
なぜなら、頭の中のあんこをエネルギーにして生きているので、食事をとる必要がないからです。
Googleで、"アンパンマン"、"食べない"と入力して、検索をかけます。すると一番上に、公式サイトのQ&Aがでてきました。
www.anpanman.jp
以下引用します。
Q(問)『アンパンマンが食事をするシーンを見たことがありません。何も食べないの?』という内容。
そして、A(答え)です。
『頭の中にあんこが入っています。アンパンマンは、そのあんこがエネルギーになっているから、食事をする必要がないんですよ』
わたしが知りたいことを、100%満たした質問と回答です。
アンパンマンが、頭が欠けたり、ダメージを受けてしまうと、力がだせなくなるのは、この仕組みのせいなのですね。
アンパンマンは頭にダメージを受けたとき、ジャムおじさんらパン工場のメンバーによって新しい頭にかえてもらいます。元気100倍アンパンマンに復活です。
頭を交換するときは、だいたい、ジャムおじさんらが、新しい頭をアンパンマンに向けてぶん投げたら、傷ついた頭はどこかにぶっ飛んで、新しい頭がカポっと首にはまります。
それでは、交換後の古い頭は、どのような末路をたどるのでしょうか?
アンパンマンが頭を新しく交換したとき、古い頭はどうなってしまうの?
古い頭は、自然と消えてなくなります。
これも公式サイトのQ&Aにありました。
Q(問)は、『アンパンマンの汚れた顔は、交換したときどこへいくの?』
A(答え)は、『新しい顔に変わったときに、前の顔は消えてなくなってしまうんです』
なぜ消えてなくなるのか、理由は不明ですが、なんとなく、安心する答えです。
役割をはたした頭が、道端に放置され朽ちていく様は、アンパンマンワールドにあまり似つかわしくないからです。
アンパンマンから学ぶ、対人関係における考え方
アンパンマンは困った人を分け隔てなく助けます。見返りは求めません。
公式ホームページのQ&Aにこんなことが書いてあります。
『アンパンマンがまだ小さいころ、困った人を助けたときに、「ありがとう」と笑顔で言われてとても嬉しくなったんですって。胸のなかがほかほか、あたたかくなることを知ったアンパンマンはそれからも困った人を助けて、みんなを笑顔にしているんですよ。』
アンパンマンは、他者貢献することが生き甲斐なのです。そしてみんなを笑顔にしたい。とても精神的に豊かな生き方だと思います。
基本的には、アンパンマンの見返りを求めず他者貢献するというスタンスは賛成だし、そうありたいと思います。わたしも精神的に豊かでいたいのです。
しかし、我々の住む世界では、学校や社会にでると、助けてもらってありがとうの一言も言わない人や、自分の都合の良いように他人のやさしさを利用しようとする人が必ずいます。
こんな人たちに、アンパンマンのように他者貢献の精神でずっと接するのは、わたしは精神衛生的によくありせん。まだ人間が未熟なのでしょう。とてもストレスがたまるのです。とても時間を無駄にしたような気持ちになります。
他者の優しさを粗末に扱う人、それに依存しすぎる人との関係は、切りたいです。関わらないということです。また、他人は変えられませんし、自分の価値観に合わせるものでもありません。
そして、関係を切るために、その人に対して無関心であることを強く心に決めます。無関心になるとそこまで腹は立ちません。やり取りをすべて機械的に事務的に処理することができるからです。
例えば、本来その人の仕事なのに、動かない、やらない、納期が迫っている、誰かがやらなければならないという状況で、それを自分が引き受けたとします。
その人のせいとか、その人が楽をするとか考えると、腹が立ちます。だから、嫌な人のことを考えること自体、捨てようと意識します。「なぜ自分の大事な時間を、嫌な人のことを考えるという、全くおもしろくないことに使わなければならないのか。もっと楽しいことを考えよう。人生の無駄だ」くらい、腹が立ってきたら、意識をかえます。徹底的に無関心になるよう努めます。
そして、自分が経験値を積む、スキルをあげるためとか、自分主導で進められるから結果その人と関わる時間を削減できると考えると、こんな状況も前向きにとらえることができます。
わたしはいまのところ、上記のような対処法で乗り切れています。最終的にどうにも折り合いがつかないなら、今いる場所を去り、新しい場所を探す、又は創造するという選択をとるのがよいのでしょう。
簡単な選択ではありません。とても勇気がいることですね。
ただ、誰しも時間が有限であることは客観的な事実であり、勇気をもって行動しなければ、有害な他者に時間を搾取され続けます。
アンパンマンなら、こんなことで悩んだりしないのかな。
勇気100倍、アンパンマンですから。
さいごに。アンパンマン公式サイトにはおもしろQ&Aがたくさん!
アンパンマンはなぜ食べないのか?からスタートして、アンパンマンから学び考える対人関係まで、お話させていただきました。
小さな子どもと長時間過ごすことが増え、少しずつ言葉もでだしたので、とてもうれしくかわいと感じてはいるものの、正直退屈に思うときもあります。それは、子どもは単純なことの繰り返しを求めるからです。
例えば、アンパンマンやトーマスを繰り返し見せてとか、同じ絵本を繰り返し読んでとか、高い高いを何度もやってとか、もうあきた、疲れたって思うときがあるのです。
しかし、子ども遊びの中には、おもしろい発見や、ためになること、考えさせられることがたくさん埋まっていると思います。
この記事で皆さんの参考になることがあれば、幸いです。
そして、この記事中に頻出したアンパンマンの公式サイトの質問コーナー。他にもおもしろい質問がたくさんあります。
例えば、
・パン工場の住所はどこ?
・ジャムおじさん、バタコさんの関係性は?
・しょくぱんまんは何枚切り?
など、子ども目線というより、大人目線ではないかと感じるQ&Aが盛りだくさんです。
さいごに一言。
『ジャムおじさん、バタコさんを、人間だと思っていませんか?』
気になる方は、アンパンマン公式サイトへどうぞ。
それでは、また➰👋😃